なぜ競合他社ばかり見ているのだろうか
Mobage、GREE、コロプラほかキーマンインタビューから探る ソーシャルゲーム市場の最新トレンド! (―)
- 作者: 石野純也
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2013/09/12
- メディア: Kindle版
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会社でソーシャルゲームを作っている。
他社のゲームを見ては、あそこであんなイベントが始まっただの、こんなインセンティブをつけてるだの、あーだこーだいったりする。
スクリーンショットを逐一とってまとめを作っている人もいる(それがその人の仕事かどうかは不明)。
確かに、競合他社ゲームの研究というと聞こえはいい。
どういうものがユーザに受け入れられているか(またその逆)を知る事が出来るだろう。
でも、「面白い他社のゲームを遊んでみる」というよりは、「人気のあるゲームの人気のある要素をいかに取り込めるか」という感じでやっている気がする。
本当に自分たちがハマって遊んでいるゲームを例にして、あのゲームってなんで面白いんだろう?と考えるより、人気があるゲームを例にして、あのゲームってなんで人気があるんだろう?というのを考えている。
なんだかそうじゃない。もっと自分が面白いと思ったものを作りたい。
多少売上げが落ちたって、そんな数字なんかどうでもいいじゃないか、とさえ思う。
なんで競合他社ばかり見ないといけないのだろう。